■ 「いわきの水をきれいにする運動」ポスター・作文コンクール

 子供たちに、河川愛護意識や水環境への関心を持ってもらうのが目的で、市といわきの水をきれいにする市民の連絡会が主催している。市教育委員会、市水道局協賛。市内の小・中学生を対象に、川や海に関する作品を公募。作品審査会を開いて入選作品を選び、表彰している。募集はポスター・作文とも1人1点。各賞には、市長賞、市教育長賞、市水道事業管理者賞、いわきの水をきれいにする市民の連絡会長賞などがある。

 

 ■第14回「いわきの水をきれいにする運動」ポスター・作文コンクール

 2000年(平成12年)7月20日〜9月1日に募集。ポスターの部は、47小・中学校から320点、作文は11小・中学校から34点の応募があった。1次、2次の作品審査会が開かれ、いわき学校教育支援ボランティアの会のメンバーで、元小学校長4人が審査、入賞・入選作品52点が決まった。

 表彰式は11月14日午前、市文化センターで行われ、四家市長や連絡会長の橋本孝一福島高専教授から、入賞者16人に賞状と記念品が贈られた。講評では、小野始市教委教育指導室長がコメントし、ポスターは趣旨をしっかりとらえ、訴えたいことがハッキリ表現できている、作文は趣旨にそった内容で、説得力があり、新鮮で印象に残る点を基準に審査したことを話した。

市長賞の遠藤剛君のポスター


市長賞の
草野未幸さんのポスター


市長賞の
武田恵莉さんのポスター

ポスターの部

各賞
氏名
学校名学年(部門)
市長賞 遠藤剛 赤井小3年(小学生低学年)
草野未幸 石住小4年(同高学年)
武田恵莉 植田東中2年(中学生)
市民の連絡会長賞 鈴木至 四倉小3年(小学生低学年)
吉田麻弥 中央台北小6年(同高学年)
岩佐太郎 中央台南中2年(中学生)
市教育長賞 佐藤和正 江名小2年(小学生低学年)
遠藤由真 高野小6年(同高学年)
瓜田香保里 中央台北中2年(中学生)
市水道事業管理者賞 福島拓哉 中央台南小2年(小学生低学年)
宮澤薫 四倉小6年(同高学年)
大津絵未 植田東中3年(中学生)

作文の部

各賞
氏名
学校名学年
市長賞 神谷ひとみ いわきの水を守るために 内町小6年
市民の連絡会長賞 沼沢浩樹 水と遊べるような環境を作る 平一小6年
市教育長賞 若色美幸 水と私 平一中1年
市水道事業管理者賞 永山元紀 いわきの水をきれいにする運動 平五小4年

 

 ■市環境アドバイザー事業

 市は、市民が主体的に行う環境保全関連の講演会や講習会、野外学習などの推進を図るため、2000年度(平成12年度)から市環境アドバイザー事業を始めた。環境に関する専門的知識や経験を持つ人を公募し、同アドバイザーとして登録。申請を受けて関連行事に講師として派遣する。

 (1)自然環境(2)生活環境(3)都市環境(4)広域環境の4部門で、2000年6月から公募を始め、8月半ばまでに市民13人が登録した。元教師、現教師、会社員、市職員などで、中・高年が多い。登録期間は2年。アドバイザーは現在も随時募集している。

 派遣の対象は、市内で開かれる環境関連の行事で、参加者は10人以上。派遣費用は無料だが、会場の準備などは主催者の負担。希望者は開催日の30日以前に、市環境課に申し込む。開催時間などは相談となる。問い合わせは市環境課(22)7441。登録のアドバイザー(2000年8月18日現在)と分野は表の通り。

分野
氏名
講演などの主な内容
自然
環境
荻野保夫 ・自然観察会の実施 ・バリアフリーの解説
小泉俊夫 ・ホタルの生息について
蛭田 衛 ・陸生植物、鳥類、昆虫の自然観察会の企画と実施
山本 廣 ・浜通りの自然環境 ・日本の森林の豊かさ
・里山の形成する自然環境 
・陸域と海域の生物群集の関わり ・古環境と古地図
深澤栄子 ・野外での植物観察会(市の植生、県の植生など)
小林健四郎 ・海洋について
佐藤正明 ・野外での自然観察会
生活
環境
高木 力 ・植物栽培と土壌(生ゴミ・コンポストなど)
・パルプに代わる植物ケナフ栽培
・ダイオキシン、環境ホルモン
青木敏春 ・容器包装リサイクル法、廃家電リサイクル法など
・生命の水を守る ・環境ホルモン
小林健四郎 ・自然界の循環と一般家庭生活
藁谷 一 ・生活における竹炭の有効性と木材資源の回復
都市
環境
高木 力 ・芝生造成と公園緑化
青木敏春 ・下水道などの都市施設を中心とした水処理技術 
小泉俊夫 ・野生生物の生息環境づくり
小林健四郎 ・港湾について
夏井芳徳 ・じゃんがら念仏踊りなどの伝統芸能や無形文化財
里見庫男 ・歴史の道、宿場町の形成などいわきの地理、歴史
広域
環境
青木敏春 ・地球温暖化対策としての二酸化炭素削減
山本 廣 ・環境の構成要因 ・環境問題 ・人工自給生活圏
・みどりの惑星地球に生息する生物の環境問題
・未来における環境の見通し
小林健四郎 ・海洋環境の保全
鈴木武嗣 ・地球温暖化、オゾンホール、酸性雨などと気象とのかかわり
・局地気象災害(集中豪雨など)

 

 ■ 市ポイ捨て防止条例

 市ポイ捨て防止による美化推進条例(ポイ捨て防止条例)は、2000年(平成12年)10月1日からスタート。空き缶、空き瓶、タバコの吸い殻、ガムのかみかすなど、無意識に捨てられ、まちを汚すこれらゴミを無くし、まちの美化や快適な環境づくりを図るため、市民・事業者・行政の役割を定めている。

 具体的には、事業者は、従業員に対する美化意識の啓発や地域の美化運動への協力、消費者への美化意識の啓発などを、市民には、地域美化活動へ協力し、空き缶などは持ち帰るかゴミ箱に入れるよう求めている。自動販売機で清涼飲料などを販売している事業者には、空き缶などの回収容器を設置して適正に管理するようにとも。同時に、タバコを吸う人は歩きタバコを控え、土地を持つ人は所有する土地を清潔に保つよう求め、事業者にも市民にも、市の施策への協力を促している。

 その一方で市は、まちの美化推進に関する施策を総合的・計画的に実施し、事業者や市民には美化意識を啓発、自主的な美化活動を支援する。車からのポイ捨て、タバコの吸い殻のポイ捨て、空き缶のポイ捨てなど条例に違反した人には、1万円以下の罰則を科す場合もあるとしている。

 条例に関しては市環境課(22)7528が事務局となっている。

 

 ■ ポイ捨て防止のためのキャッチフレーズ

 市では、ポイ捨て防止条例の周知やPRを目的に、2000年(平成12年)5月19日〜6月30日の期間で、キャッチフレーズを募集した。対象は小学生以上の市民。一般の部、中・高校生の生徒の部、小学生の児童の部があり、一般730点、生徒2,780点、児童2,258点の計5,768点が寄せられた。

 小・中学校国語科教諭、一般廃棄物収集運搬業、警察職員など7人が審査に当たり、最優秀賞1点をはじめ、入選の13作品を決めた。これら作品は、環境美化活動で活用される。

 各賞は次の通り。

部 門
作 品
氏 名
職 業
最優秀賞
さぁはじめようポイすて0(ゼロ)の町づくり 山崎仁美 内町小5




優秀賞
ポイ捨てやめてきれいにすっぺこの「いわき」 追分義治 会社員
優秀賞
爽やかないわきを築くそのモラル 道浦康秀 無職
佳 作
ポイ捨て防止に市民の声 環境美化に市民の目 鈴木幸男 自由業
佳 作
いわきからポイ捨てなくそう市民の誓い 藁谷猪佐雄 事務員



優秀賞
ポイ捨てかんたん ひろうの大変 會川直美 磐城女子高1
優秀賞
守ろうよ きれいな心と きれいな市 大和田有紀 磐城女子高1
佳 作
きれいな町 気持ち一つで できるはず 青天目浩世 磐城女子高1
佳 作
「捨てちゃダメ!!」わかっているなら捨てないで! 渡辺里香子 平三中1



優秀賞
「捨てないで」未来を守る合言葉 蛭田亜矢子 貝泊小6
優秀賞
「じぶんだけ」あまえがつくるゴミの山 鳥居綾乃 泉小3
佳 作
いいのかな、ポイっと捨てちゃうそのこころ 綿路舞子 中央台北小3
佳 作
ゴミ一つすてたあなたを見ています 長秀輝 好間一小3

※応募総数 5,768点(一般の部 730点、生徒の部 2,780点、児童の部 2,258点)

 

 ■ いわき市廃棄物不適正処理防止連絡調整会議

 市廃棄物不適正処理防止連絡調整会議は、平成11年5月19日に設立した。小名浜海上保安部、いわき中央署、いわき東署、いわき南署の市内3警察署に、いわき市の各職(別表)にある人がメンバー。関係機関が情報交換や連絡調整をし、廃棄物の不法投棄を未然に防止、事犯には迅速に対応し、生活環境の保全や公衆衛生の向上を図る。当初は市と市内3署で発足したが、同年12月に小名浜海保が加入した。委員長は市環境部次長、事務局は市廃棄物対策課が務めている。

海上保安部 小名浜海上保安部 警備救難課長

所轄警察署

いわき中央署 生活安全課長
いわき東署 生活安全課長
いわき南署 生活安全課長
いわき市 環境部 廃棄物対策課長

 

 ■ 不法投棄通報件数推移

平成11年度不法投棄通報件数(地区別)
一般廃棄物

 
投棄者が
処理済
土地の管理者が
処理済
行政機関・地元
住民が処理済
調査・処理
指導中
小計
8
6
15
12
41
小名浜
1
0
15
2
18
勿来
8
4
14
0
26
常磐
9
2
10
49
70
内郷
0
0
0
0
0
四倉
0
0
0
0
0
遠野
0
0
0
2
2
小川
1
0
7
5
13
好間
0
0
0
0
0
三和
0
0
0
1
1
田人
0
0
2
5
7
川前
0
0
0
1
1
久之浜・大久
1
0
0
2
3
小計
28
12
63
79
182

産業廃棄物

 
投棄者が
処理済
土地の管理者が
処理済
調査・処理
指導中
小計
13
2
9
24
小名浜
11
2
5
18
勿来
0
3
4
7
常磐
5
1
3
9
内郷
6
1
3
10
四倉
4
0
0
4
遠野
2
1
1
4
小川
2
0
2
4
好間
5
0
6
11
三和
3
0
5
8
田人
0
0
1
1
川前
0
0
0
0
久之浜・大久
0
0
2
2
小計
51
10
41
102

その他・合計

 
廃棄物に該当
しないなど
不法投棄
合計
5
70
小名浜
3
39
勿来
3
36
常磐
2
81
内郷
6
16
四倉
1
5
遠野
0
6
小川
0
17
好間
1
12
三和
0
9
田人
1
9
川前
0
1
久之浜・大久
2
7
小計
24
308

 

 ■ 平成11年度不法投棄通報件数調べ

不法投棄通報件数推移

 
市民からの通報
市監視員からの通報
合計
昭和63年度
39
37
76
平成元年度
86
21
107
平成2年度
76
71
147
平成3年度
53
76
129
平成4年度
58
86
144
平成5年度
78
55
133
平成6年度
71
63
134
平成7年度
83
70
153
平成8年度
51
61
112
平成9年度
88
32
120
平成10年度
120
44
164
平成11年度
254
54
308
合計
1,057
670
1,727