■ いわき市技能功労者・優良技能者

 市では、社会一般に技能を尊重する気風を高め、技能者の誇りや技能水準のアップを図ろうと昭和51年度から毎年、卓越した技能者を「技能功労者」として表彰している。対象は、技能を通じて市の産業発展に貢献したり、後進の指導育成をしたり、他の技能者の模範と認められるほか、25年以上の経験があって満55歳以上で現役で活躍している人。平成11年度まで641人が表彰された。

 さらに平成12年度からは、趣旨を一層広め、技能者の励みや活性化を図ろうと、若年対象の「優良技能者」を設立。技能功労者同様に、後進の指導育成に努め、他の模範となっているほか、15年以上の経験があり、満35歳以上55歳未満の人を対象に表彰することにした。

 

 ■平成12年度いわき市技能功労者・優良技能者

 25回目に当たる平成12年度。市は2000年(平成12年)8月11日、技能職団体を対象に、受賞候補者の推薦に関する説明会を開いた。さらに、組織に属さない技能者に関しては、支所に対して候補者の推薦を依頼した。9月20日の締め切りまで、技能功労24人、優良技能6人が推薦され、10月24日、いわき市技能功労者等選考委員会を開催。ふさわしいとの答申を得て、11月1日、全員の表彰が決まった。

 表彰式は11月16日午前11時から、平谷川瀬のグランパルティいわきで行われた。これで表彰者は、技能功労者が665人、優良技能者が6人となった。

◇平成12年度いわき市技能功労者

氏名
職種名
年齢
住所
所属など
飯塚甲
(いいづか・まさる)
パン製造技能士
80歳
小名浜字本町5 飯塚パン社長
昭和10年に都内製パン店で見習いを始め、以来、パン製造一筋。「老麺法」に研究を重ね、時間をかけて酵母を発酵。風味豊かなパン製造に成功。
大河内正造
(おおこうち・しょうぞう)
菓子製造技能士
60歳
錦町江栗二丁目31 大正堂製菓店主
高い包餡技術を持ち、独自に発案した菓子が全国博覧会で金賞を受賞。食品衛生指導員として衛生面の重要性も指導している。
大槻正
(おおつき・ただし)
建築大工技能士
66歳
常磐湯本町高倉33-6 大槻建築店主
昭和25年、市内工務店に見習い工として入所。無事故・安全、工期日程内に正確に完成させる仕事ぶりは業界内外で高い評価。建築業組合連合会長として組合活動にも貢献。
大平等
(おおひら・ひとし)
造園技能士
63歳
小川町上小川字加路9-1 大平造園園主
造園職人として多種多様な造園を手掛け、特に庭園外の景色も取り込んでしまう借景の技法に優れる。職業訓練指導員として後進の指導にも熱心。
小野四十一
(おの・よといち)
表具技能士
53歳
石森一丁目27-1 小野表具店店主
屏風、掛け軸の制作をはじめ、創意工夫を凝らした創作掛け軸を得意とし、業界内外より高い評価。浜通り表具内装組合の要職も歴任。
片寄哲郎
(かたよせ・てつろう)
小型交流電動機製造組立技能士
51歳
四倉町八茎字沼原84 日東電工製造部製作課長
小型交流モーター製造業務一筋。考案したギヤモーターの空圧試験装置により作業能率が向上した。
木田賢一
(きだ・けんいち)
左官技能士
61歳
植田町中央三丁目5-6 木田左官工業代表
左官工としての技能はもちろん、軽量化に成功した擬石の施行技能は市内唯一。業界の発展に多大な貢献をし、後継者育成にも尽力。
西條慶三
(さいじょう・けいぞう)
建具製造技能士
63歳
泉町字堀ノ内141-1 西條建具製作所代表
長年の熟練技能を要する捻組篭目については業界随一の高い評価。若年技能者と共に斬新なデザインの研究、新技術開発にも努める。
齋藤邦弘
(さいとう・くにひろ)
洋服仕立技能士
56歳
平字二町目46 齋藤洋服店店主
ポケットの口を曲線にすることにより、ラインの崩れを防ぐなど、シルエットの美しさにおいて他の追随を許さない。後進への高度技能伝授も。
齋藤肇
(さいとう・はじめ)
タイル技能士
58歳
内郷内町堤田73-1 齋藤タイル工業店主
直線状の表現加工が主のレンガ積みに、木枠製法を市内で初めて導入、丸型レンガ積みに成功。潤いと安らぎを感じさせる表現力は業界随一。
佐々木春美
(ささき・はるみ)
美容着付技能士
53歳
平字下の町7-12 髪創作人SASAKI社長
妊婦の着付けでも圧迫感がなく、一方で着崩れない着物の着付けや、花嫁髪結いの洗練されたデザインは業界随一との評価を得る。
志賀洪司
(しが・こうじ)
理容技能士
56歳
小名浜字松之中90-2 ヘアーサロンしが代表取締役社長
正確なカット技術と日本人の髪質にあった熱処理によるアイロン仕上げは、業界から高い評価。数多くのコンテストでも優勝。
篠原一男
(しのはら・かずお)
鳶技能士
56歳
錦町糠塚41-3 澤建工事部長
火力発電所などの重量物運搬、据え付け、設置などの大規模重量工事を得意とし、道工具の改善、改良なども。安全第一に行う作業は信頼が高い。
鈴木敏正
(すずき・としまさ)
建築大工技能士
62歳
小川町西小川字下野地40 鈴木工務店社長
自然材だけで施工する建築技術、入母屋造りや、室内造作では違い棚、格縁天井などを得意とする。伝統的な在来工法の伝授にも尽力。
関口新次郎
(せきぐち・しんじろう)
建築板金技能士
60歳
平下荒川字久世原38-193 関口板金店主
従来工法の長尺金属段葺屋根などに、雨水の浸入を防ぐ水がえしを独自に考案、耐久性の高い屋根製作に成功した。
高木敏正
(たかぎ・としまさ)
配管技能士
72歳
佐糠町東二丁目19-7 東北管工事工業代表取締役
本管の水を断水せずに接続などの工事をする工法や、旧規格品の管の外径を即座に判断し、新規格の管を接続する技術などに優れる。
角田一榮
(つのだ・かずえ)
左官技能士
59歳
小名浜玉川町南2-1 角田左官工業社長
土蔵独自の風合いを生かしながら、軽量化された材質を用いて行う復元工事の技法に優れる。小名浜地区左官組合の活動にも熱心。
藤社春喜
(とうしゃ・はるよし)
左官技能士
51歳
平中山字柳町115-2 藤社左官工業社長
従来の人造石洗い工法に、硬化遅延剤を塗布する独自の工夫をし、一度に広い面積の加工や、仕上げの美しさ、作業効率の向上を図った。
中村兼治
(なかむら・かねじ)
電気工事技能士
65歳
桜ヶ丘一丁目65 中村電気工事代表取締役
石炭運搬用ベルトコンベアの残炭掻出しブラシの導入、小中学校給食用リフトのミリ単位でのブレーキ調節設備の改良など、当時では画期的な工法を考案。
仁平光儀
(にへい・みつぎ)
畳技能士
56歳
常磐下湯長谷町梅ノ房18-4 仁平畳店店主
バリアフリー住宅に適した薄畳の製作に関しては市内唯一の技能士。日常作業と組合の活動を通し、畳文化の伝承、発展に努める。
馬上正
(もうえ・ただし)
建築大工技能士
65歳
泉町五丁目2-4 正工務店社長
入母屋造り屋根の建築に優れており、従来よりさらに曲線を強調したり、むくりの組み合わせにより、より風格を持つ家屋の建築に成功した。
吉田勲
(よしだ・いさお)
寝具製造技能士
73歳
内郷高坂町二丁目92 吉徳取締役
従来の混綿の組み合わせに研究を重ね、3種類の混綿をあみ出し、形が崩れにくく復元力に優れた寝具の製作に成功した。
吉田政廣
(よしだ・まさひろ)
型枠大工技能士
60歳
泉町滝尻字中ノ坪81 吉栄興業代表取締役
陸上平面において型枠作業をし、レッカーで取り付ける陸組み工法を市内で初めて導入。コンクリート流入には変形防止の金具を考案した。
四ツ倉理雄
(よつくら・まさお)
造園土木技能士
52歳
明治団地90 山一緑化土木代表取締役専務
数種類の土壌づくりの研究をしたほか、根本の剥皮による発根促進技法を市内で初めて導入。大木移植などの施行で高い評価を得ている。

◇平成12年度いわき市優良技能者

氏名
職種名
年齢
住所
所属など
赤津浩行
(あかつ・ひろゆき)
理容技能士
39歳
錦町大島205 アカツ理容所店長
毛先のカールを自由につくれるマースアイロン技法に優れ、表情豊かな髪型の創造を得意とする。20年余にわたる社会福祉施設での散髪奉仕も。
伊藤輝吉
(いとう・てるよし)
電気工事技能士
53歳
平北白土字上平29-1 伊藤電気工事代表取締役
工場、一般住宅の配線工事などの施工に優れており、各種配線器具の改良をした。21年間にわたり、公衆街路灯の無償点検や修繕も。
落合光惠
(おちあい・みつえ)
美容技能士
52歳
内郷綴町榎下12-6 カット&パーマサロン・ドM店主
個々人の髪質、髪色に合わせたヘアカラーを得意とする。フェイシャルエステティシャンの資格も持ち、ヘアもエステもできる美容師として活躍。
鈴木正継
(すずき・まさつぐ)
調理技能士
41歳
小名浜西君ヶ塚町14-9 小太郎代表取締役
着色料を一切使わず、材料をより薄く切ることにより製作する細工すしが得意、全国コンクールで銀賞を受けた。市民講座の講師なども。
松下幸男
(まつした・ゆきお)
建築大工技能士
53歳
内郷内町桜本135-13 松下工務店代表取締役
木の持つ特徴を生かした丸太組みの工法を得意とする。3年前からは、市民対象の親子木工教室でも意欲的に活動。
吉田友保
(よしだ・ともやす)
建築板金技能士
52歳
平字倉前105-2 吉田板金店店主
雨水の侵入が少ない社寺建築物の銅板屋根製作を得意とし、市内の多くの寺社建設に従事。業界内の技術講習会などにも意欲的で、後進育成も。

 

 ■平成13年度建議書 いわき市農林業施策について

 市農業委員会は毎年度、市長に対して市の農林業施策に関し意見を申し出ることになっている。平成13年度建議書は、平成12年10月30日、坂本喜正会長から四家市長に提出された。

前文

1.いわき市農林業振興施策について

(1)食料基本政策の確立について
(2)農産物の消費拡大対策の推進について
(3)農業の担い手育成と農業経営確立について
(4)農産物の生産振興について
(5)中山間地域における農林業支援策について

2.農業委員会および農林水産部の「予算確保・組織強化」と「農林業施策の拡充」について

第10期いわき市農業委員会役員
会長 坂本喜正(平下大越)
会長職務代理者 草野弘嗣(小川町)
県農業会議員 蛭田光二(田人町) 
農地部会長 下山田甲(渡辺町)
農地部会長職務代理者 青木専吉(三和町)
農政部会長 佐藤好弘(四倉町)
農政部会長職務代理者 江尻一郎(泉町)
農業振興部会長 皆川太門(山田町)
農業振興部会長職務代理者 松本英人(川前町)

平成13年度 いわき市農林業施策に関する建議

 わが国の食料自給率(カロリーベース)は現在40%まで落ち込み、世界最大の農産物輸入国となっており、食料の安定確保は重要な課題となっている。一方、農業においては労働力の高齢化と後継者の急激な減少により、担い手不足や農地面積の減少、また、耕作放棄地の増加など極めて深刻な状態が進行している。

 このような状況の下、国内農業生産を図ることを基本とした政策展開により、食料自給率の向上・安全で良質な食料の安定供給、農業がもつ自然環境に配慮した多面的機能の発揮を図ることが重要である。また、農地及び担い手を確保するとともに、農業経営・生活環境の整備を促進し、農業の維持拡大を可能とする所得・経営安定対策を講ずることなどによって、農業者が自信と誇りをもって農業を展開できる活力にあふれた住みよい農村を創造し、その求心力を回復することが急務である。

 いわき市においても、農林業振興のため、優れた経営者と担い手の育成確保を図り構造政策へ積極的に取り組み、本市の恵まれた自然的・地域的条件を最大限に活用し、農林産物の生産促進を図る諸施策を総合的に推進していく必要がある。

 以上のことから、平成13年度の予算編成にあたっては、建議内容を理解され十分な予算の確保を図られるよう「農業委員会等に関する法律」第6条第3項に基づき、ここに建議する。

 平成12年10月30日

 いわき市長 四家 啓助様

 いわき市農業委員会 会長 坂本喜正

1.いわき市農林業振興施策について

 (1)食料基本政策の確立について

 国民食料の安定的供給と食料安全保障を実現するため、国内生産を基本に、食料自給率の維持向上や価格安定対策など食料基本政策を確立するとともに、情勢の変化に対応した品目別の政策体系を確立する必要があるため、次の施策を国・県に要望されたい。

1. 国民の基礎的食糧である米については、農業者が理解しやすい形で需要に応じた米の計画的生産が進められるとともに、生産調整の実効性の確保及び価格安定対策を図っていくこと。

2. 次期WTO農業交渉においては、我が国農業の持続的発展や多面的機能の維持、安全な食料の供給ならびに食料安全保障を確保するため、輸出国の利益を優先した現行ルールを改革し、各国が納得できる公正かつ公平な国際ルールを確立するよう対処していくこと。

 (2)農産物の消費拡大対策の推進について

 本市の農業は、恵まれた自然条件と地域条件に即した多様な農業経営が展開され、市民に新鮮で良質な農産物を供給している。農産物の一層の消費拡大を図るため、農業者・消費者・関係機関・行政が一丸となった次の施策を要望する。

1. 食料消費の変化に伴い、食生活の乱れが顕在化している中、身体に対し有益な効用をもたらす米を中心とするバランスのとれた日本食を再認識し、「日本型食生活」の有効性のPRや食に対する正しい知識の普及を推進すること。

2. 農産物の消費拡大を図るため、良質で新鮮な地元産品のPRと、流通から販売までの総合的な消費拡大策を推進すること。

 (3)農業の担い手育成と農業経営確立について

 近年、農業労働力の高齢化と後継者の急激な減少が進行し、担い手が不足している。そのうえ、少子化の急速な進行を考えると、今後担い手候補者の落ち込みは避けられないと予想される。したがって、このような状況に歯止めをかけ、後継者の育成など効率的かつ安定的な農業経営体の育成を推進すめるために、次の施策を要望する。

1. 次代の農業を担う意欲にあふれ経営能力に優れた若手農業生産者を中心とした担い手育成と現在主力となっている担い手の支援を図るため、以下の施策を積極的に推進すること。

・農業新規参入者への情報発信や受け入れ体制の充実確保。
・農業後継者の配偶者確保対策の積極的推進。
・有能な担い手となりうる女性農業従事者への各種支援策の拡充。

2.  農業経営において最も重要な柱は、「人」である。したがって、次代を担う将来の農業経営者となりうる小中学校生に対し、情操教育の一環として、また正しい農業観を養い豊かな人間形成に役立つ教育的施策として、「学校農園・農業教育」の推進を図ること。

 (4)農産物の生産振興について

 近年の消費者のニーズに対応しつつ、本市の多様な地域性を生かした生産振興と経営の安定向上を図るため、生産から流通・消費、環境保全など総合的な農産物の振興策を一層進めること。

1. 消費者による食への安全性や自然・健康食品への指向に対応し、低農薬・有機栽培などによる安全で「環境にやさしい農業」を促進すること。

2. 農業者の安定的経営と地元農産物の生産振興のため、価格安定対策を図ること。

3. 農業の用に供された後の使用済プラスチック類の処理においては、排出した農家が個々に適正に処理しなければならないが、有毒物質の発生などその処分が困難となっている。したがって、地域の環境保全と不適正な処理の解消、ひいては施設園芸農業の振興を図るため、農業用使用済プラスチック類の適正処理回収策とこれに付随する支援策を講ずること。 

 (5)中山間地域における農林業支援策について

 中山間地域は、国土保全、水源の涵養、自然環境の保全など多面的かつ公益的機能を有し、地域経済や市民生活の向上に極めて重要な役割を果たしている。しかし、この中山間地域は、農業生産条件が厳しく、人口の減少や高齢化の急速な進行に伴う担い手不足等により、耕作放棄地が増加し極めて深刻な状態にある。したがって、地域の特性を生かした、農林業の振興策を一層進めること。

1. 中山間地域が有する水源の涵養など多面的かつ公益的機能の維持保全と耕作放棄地等の発生防止のため、地域の状況を把握し、農業生産基盤と農地の利用・管理体制の整備を図る支援策を講ずること。

2. 林業の生産コストを低減し、良質材生産を安定的に拡大し、林業の活性化を図るため、国・県等関係機関へ総合的な林業振興施策の実施と予算化を要望し、市においても国・県と連携して、以下の施策を推進すること。

  ・木材の安定的生産を維持するため、林業労働力の育成確保策の推進。
  ・林道等生産基盤の整備。
  ・地場産材の公共工事等への活用による木材需要の拡大。
  ・植林体験等の実施など、市民の林業への理解を得るための施策の推進。

2. 農業委員会および農林水産部の「予算確保・組織強化」と「農林業施策の拡充について」 

 いわき市の農林業は、36万市民に対し安全かつ新鮮良質な農産物を安定供給する機能や、環境保全・水源の涵養などの公益的多面的機能を有し、極めて重要な役割を担っている。

 このため、農業委員会をはじめとした農林業関係各課は、農林業の発展と公益的・多面的機能の保全を図るため、総合的に活動していく必要がある。

 したがって、農業委員会および農林水産部が、農林業全体の振興と農業者の農業所得の増加をバランス良く達成推進していくことができるように、市に対し農業委員会および農林水産部の「予算確保・組織強化」と「農林業施策の拡充」を要望する。

 

 ■サンシャインガイドいわき

 サンシャインガイドいわきは、昭和58年度に「ミスいわき」の名称でスタートした。市、市観光協会主催。豊富な観光資源と快適な環境に恵まれた「サンシャインいわき」を広く県内外にPR。同時に、多くの観光客の誘致と、いわき市の物産品の消費拡大を促進するのが目的。その花形として未婚の若い女性を公募し、5人を選んでいわき市のイメージアップに活躍してもらってきた。

 任期は1年間。その仕事は、イベントの集中する夏期を中心に80回以上になり、観光関係の各種キャンペーン、物産展、各種まつり、交通安全パレード、道路関係の開通式など多岐にわたっている。東京、仙台、新潟など県外のキャンペーンも多い。

 しかし、ミスコンへの風当たりなどがあり、第10回を迎えた平成4年度から「サンシャインレディいわき」に改称。ほかにも水着審査を辞め、副賞をアップするなど内容を一部変更し、17回を迎えた。ところが、平成11年4月に改正男女雇用機会均等法が施行。雇用形態から法に抵触する恐れもあり、平成12年度の第18回では、高校生をのぞく18歳以上は変えないものの、性別、既婚未婚を問わず、年齢の上限も無くした。名称は「サンシャインガイドいわき」に一新した。

 

 ■第18回サンシャインガイドいわき

 18歳〜55歳、既婚4人を含む男性6人、女性18人の計24人が応募。平成12年4月23日にスパリゾート・ハワイアンズでコンテストが行われ、21人(男性5人・女性16人)が出場、1次、2次審査をへて5人が選ばれた。未婚の女性4人に加え、既婚の男性も1人入った。審査委員は、里見庫男市観光協会会長を委員長に、市、市議、マスコミ、観光関係代表など13人が務めた。5人のプロフィールは次の通り。敬称略。

氏名
住所
年齢
身長
(センチ)
職業
趣味
チャームポイント

小野裕子

常磐
21歳
158
アルバイト カメラ・ドライブ 笑顔、やる気

藤田睦美

勿来町
18歳
162
無職 クラシックバレエ
ジャズダンス
声楽・お菓子作り
明るく素直で
負けず嫌いな性格

大平順子

常磐
22歳
161
家事手伝い 旅行 人を思いやる
優しい心

瀬川 寛

55歳
168
会社員 カメラ・スポーツ 誠実

古川広子

錦町
20歳
160
会社員 食べ歩き
ショッピング
楽器演奏

 

 

 ■いわき市観光みやげ品推奨審査会

 財団法人いわき市観光協会では毎年、観光みやげ品の品質向上と販路拡張を図る目的で、いわき市観光みやげ品推奨審査会を実施。市内で観光みやげ品を生産・製造・販売している人に出品を呼び掛けている。市物産振興連合会、市観光物産センター共催。

 対象は、菓子類や食品類、民工芸品など観光みやげ品としてふさわしいもの。価格(消費税は除く)は原則として1点2万円内。観光みやげ品として推奨されると、3年間の有効期限で推奨証が交付。さらに品物に推奨シールをはるか、包装紙に推奨シールを印刷することができる。推奨シールは1巻(2,000枚入り)2,000円。このほか観光協会作成のパンフレットや観光展、市の広報誌などでも紹介される。

 審査は「いわき市観光みやげ品推奨要綱」に基いて行われ、推奨のほか、新規開発の促進や改善、福島県観光みやげ品コンクールへの出品を促す目的で、優秀賞と特別推奨賞が設けられている。優秀賞は県観光みやげ品コンクールで各賞を受賞した作品に、特別推奨賞はそれ以外の優良作品に贈られる。

◇第15回いわき市観光みやげ品推奨審査会

 新規が食料品8品・民工芸品4品・その他5品を合わせて17品、更新が食料品7品・民工芸品4品の合わせて11品と、全体で28品の出品があった。平成12年3月1日、市観光物産センター2階研修室で審査会が行われ、里見庫男協会長ら14人が審査し、26品を推奨品として認定した。優秀賞には3品、特別推奨賞には1品を選んだ。3月3日に平の平安閣で表彰式を行った。

[優秀賞]

種類
食料品
名称
特選桜えび揚
製造
いわき市平薄磯字北街57
丸又蒲鉾製造有限会社 0246(39)3434
代表
高木定弘代表取締役
説明
上質のすり身とエビを合わせ、風味豊かに仕上げた。お酒のつまみやご飯のおかずにもピッタリ。

種類
食料品
名称
木村牛乳(900ミリリットル)
製造
いわき市平下神谷字宿135
木村ミルクプラント株式会社 0246(34)2542
代表
木村謹一郎代表取締役
説明
成分無調整、75度で15分間の低温殺菌をしており、自然乳酸菌に良質のタンパク質、消化吸収のよいカルシウム、ビタミン、ミネラルなどが自然に近い形で含まれている。

種類
食料品
名称
しその葉づくし
製造
いわき市好間町中好間字鍛冶内28-2
有限会社長久保食品 0246(36)5154
代表
篠原満代表取締役
説明
しその葉、桃、あんず、ゆかりを使用。しその葉の香りとあんず、桃の素材の良さを引き立たせた。お茶請けにも最適。

[特別推奨賞]

種類
食料品
名称
遠野の柿
製造
いわき市遠野町入遠野字前田111-2
塩屋菓子店 0246(89)2285
代表
平子裕道代表
説明
干し柿の中の種を取り除き、白あんを詰める。その上からようかんでからめ、粉オブラートをまぶす。地元遠野の天然干し柿を使った和菓子。

 

◇第15回いわき市観光みやげ品推奨品一覧

【食品の部】新規

商品名
価格
(円)
会社名
電話
番号
住所
販売店
特選桜えび揚
600
丸又蒲鉾製造(有) 39-3434 平薄礒字北街57 鮮場、おのざき
鮮魚饗膳(6個入)
1,800
木村牛乳(900ミリリットル)
450
木村ミルクプラント(株) 34-2542 平下神谷字宿135 本店
木村牛乳(1本入箱詰)
700
しその葉づくし
1,800
(有)長久保食品 36-5154 好間町中好間字鍛治内28-2 直営店
小名浜銘菓にっこり海坊主(1個)
120
(有)しんげつ 92-2554 小名浜西町6-16 菓房しんげつ、いわきら・ら・ミュウ
〃    (10個入箱詰)
1,350

【食品の部】更新

商品名
価格
(円)
会社名
電話
番号
住所
販売店
根菜漬
900
(有)長久保食品 36-5154 好間町中好間字鍛治内28-2 直営店、大黒屋、いわき・ら・ミュウ
きゅうりの華
900
彩(いろどり)
3,000
フジコシ、マルトなど
ハーブ子(150グラム)
345
(農)大平牧場あぶくまハム 83-0218 小川町上小川字方石田90 あぶくまハム直売所
あぶくまロースハム(600グラム)
2,850
遠野の柿(1個)
150
塩屋菓子店 89-2285 遠野町入遠野字前田111-2 塩屋菓子店
   〃  (10個入箱詰) 
1,600
四季三昧(1個)
120
菓子舗たちばな 36-3564 好間町上好間字山下45 菓子舗たちばな
   〃  (10個入箱詰) 
1,250

【民工芸品の部】新規

商品名
価格
(円)
会社名
電話
番号
住所
販売店
いわき祝手拭
800
合名会社呉服処根本 23-2253 平字大町6-3 大黒屋、いわき・ら・ら・ミュウなど
ひるたミネ子の桑和紙1枚(ハガキ)
150
ほうき星 69-2660 田人町南大平字椿立目20-1 ほうき星
       〃      1枚(A3版)  
500
風鈴
2,000〜4,000
下三坂竹炭組合 85-2824 三和町下三坂字中作66 くさの根、河林屋、花屋さん、石田屋、鬼ケ城
飾炭(7本入)
1,000

【民工芸品の部】更新

商品名
価格
(円)
会社名
電話
番号
住所
販売店
ひなえじこ(小)
6,000
木地処 さとう 22-0246 平塩字徳房内92-3 自宅
印形姫ダルマ
8,500
いわき万祝衣
1,000
合名会社呉服処根本 23-2253 平字大町6-3 大黒屋、いわき・ら・ら・ミュウなど
いわき万祝衣額
3,500

【その他の部】新規

商品名
価格
(円)
会社名
電話番号
住所
販売店
いわき桜みかげ(花崗岩)
5,000
瀬戸砕石(株)高崎山事業所 83-1880 小川町上小川字川古屋26 JAいわき市の観光地を管轄する支店
    〃     (台付)
7,000
竹炭安眠まくら
1,500
ほうき星 69-2660 田人町南大平字椿立目20-1 ほうき星、いわき・ら・ら
入浴用竹炭
1,300
米びつ用竹炭(1パック)
300
下三坂竹炭組合 85-2824 三和町下三坂字中作66 くさの根、河林屋、花屋さん、石田屋など
鉢植え・枕用竹炭(2キロ)
1,500

※価格はいずれも税抜き

 

 ■いわき市観光写真コンテスト

 社団法人いわき市観光協会は、いわき市を訪れてみたいと思わせる写真を広く公募し、市の観光宣伝に寄与することを目的として、昭和59年度から観光写真コンテストを実施している。公募した写真は、観光協会長を委員長とする審査委員が審査し、最高賞の推薦、次いで特選、入選、佳作を選ぶ。これら入賞作品は、いわき市の観光パンフレットやリーフレットなどに活用されている。

 ◇第16回いわき市観光写真コンテスト

 第16回は、市の観光シンボルの塩屋埼灯台が平成11年12月15日、点灯100周年を迎えたのと、平成12年がミレニアムの西暦2000年に当たるのを記念して、塩屋埼灯台と初日の出にちなんだ作品も募った。市内外から90人が332点を応募、平成12年2月17日、市観光物産センターで里見庫男市観光協会長など16人が審査し、この結果、馬籠義紀さん(内郷白水町)の「サンシャインビーチ」が推薦に選ばれた。さらにほかに特選2点、入選5点、佳作10点、特別賞4点が選ばれた。

 入選者は以下の通り。

 

第16回いわき市写真コンテスト入選者一覧

  タイトル 撮影者 住  所 備  考

推薦

サンシャインビーチ 馬籠 義紀 いわき市内郷白水町  


春一番 安濃 廣美 いわき市明治団地  
港夕景 高津 喜晴 いわき市小名浜  

緑渓 大沢 浩 福島市森合 福島民報社賞
春のマリンタワー 高津 喜晴 いわき市小名浜 福島民友新聞社賞
アクアマリンふくしま 斉藤 趙一 いわき市小名浜 いわき民報社賞
礒遊び 高木 志津夫 いわき市小名浜 富士フィルム賞
白水のはすの花 斉藤 趙一 いわき市小名浜 福島フジカラー賞

陽光しだれ紅葉 今田 明 いわき市大久町 常磐交通自動車賞
夕映えに光るマリンタワー 遠藤 文夫 いわき市平 常磐交通自動車賞
鹿の又川渓谷 落葉焚く子 野澤 充 いわき市平 報徳観光バス賞
堂々たる風格 荻野 保夫 いわき市常磐 報徳観光バス賞
朝の市場 安濃 廣美 いわき市明治団地 大黒屋賞
月明かりの塩屋埼灯台 高橋 正好 福島市飯坂町 大黒屋賞
新舞子ビーチ海水浴場 岡田 昭二 いわき市平 NTT 賞
初日への期待 中根 長久 いわき市平 NTT 賞
ひと休み 市川 茂 いわき市平 スパリゾートハワイアンズ賞
二見ケ浦の日の出 遠藤 文夫 いわき市平 スパリゾートハワイアンズ賞

白い灯台の海 鈴木 寛 いわき市小名浜 塩屋埼灯台百年浪漫賞
塩屋埼灯台 斉藤 趙一 いわき市小名浜 塩屋埼灯台百年浪漫賞
昇陽 早坂 公男 いわき市平 いわき・ら・ら・ミュウ賞
塩屋埼の夜明け 小野 貞夫 いわき市平 いわき・ら・ら・ミュウ賞

 


 ■いわき市農林業賞

 いわき市農林業賞は、いわき市の農林業に顕著な実績のある農林業者や団体などをたたえ、表彰する目的で、昭和52年度に創設された。農林業経営者の模範となる個人・協業経営の部、近代化などに意欲的に取り組む団体の部、10年以上団体や組織の要職にあり、農林業の振興発展に貢献や功績のあった功労の部−−−の3つがあり、選考委員会をへて、市長から賞状と記念品が贈られる。平成10年度までに、個人経営の部で98人、団体の部で26団体、功労の部で16人が表彰されている。

 平成11年度は、個人の部で3人が選ばれた。略歴と経営概要は次の通り。敬称略


 ■平成11年度いわき市農林業賞受賞者名簿

受賞者
営農類型
経営内容
経営の概要

大和田廣孝  60歳
(おおわだ・ひろたか)
平菅波字新屋敷66

水稲+イチゴ

水田55アール

イチゴ16アール

 本市の重点作物である「イチゴ」の栽培に積極的に取り組み、収穫台車の導入などによって作業の効率化を進め、効率的かつ適正な管理により、市場でも評価の高い高品質の「イチゴ」を生産している。

 また、夏井いちご生産部会の会長として、積極的にイチゴ生産の健全な発展と廃ビニールの適正処理の推進に努めてきた。

 さらに、平成9年度に発足したJAいわき市いちご部会の初代会長として、会員の栽培技術の高位平準化を行い、部会の基礎づくりに努めるとともに、「いわきイチゴ」のPR活動を行うなど「イチゴ」の販路拡大に努めており、いわき市農業の振興に貢献している。

常恒正夫  59歳
(つねづね・まさお)
川前町下桶売字藪ノ上126

水稲+葉タバコ

水田80アール

葉タバコ93アール

 「葉タバコ」の耕作に取り組み、「松川葉」から、現在主流となっているニコチン含有量の少ない「バーレー種」への変換の先駆者として、高度な葉タバコ耕作技術と厳しい品質管理により、いわき管内はもとより、県内でも上位の高品質葉を生産している。

 さらに、JAいわき市葉たばこ育苗センターの責任者として耕作者への健苗の供給を行うなど、耕作技術の地域への普及に努めている。

 また、平たばこ耕作組合当時から、いわき葉たばこ振興協議会長である現在まで、一貫して三和、川前における一大特産物となるよう、葉タバコの振興を行ってきており、いわき市農業の振興に貢献している。

吉田義彦  56歳
(よしだ・よしひこ)
三和町中三坂字湯ノ本88-10

和牛繁殖

水田20アール

繁殖牛18頭

 和牛繁殖農家の中核的存在として、常に先端技術の習得に努めており、また、市営芝山牧野の利用を図ることにより、生産コストを削減、労力を重点配分し、さらには足腰の強い牛群を育成して供用年数の長い牛づくりが実践されている。

 また、子牛の生産にあたっては、優良系統の受精卵を、繁殖牛はもちろん、酪農家の乳牛に借り腹して繁殖し、高い資質を持った子牛の低コスト生産に努めている。同時に販売効果を高めるため、子牛へのほ乳や粗飼料の摂取量の管理を徹底、この結果、子牛に対する市場の評価は高くなり、管内随一の販売実績を上げている。

 さらに、JAいわき市和牛繁殖部会の役員として、これら確立した技術の地域への積極的普及に努めており、いわき市の農業の振興に貢献している。


 ■福島県の最低賃金
 
  最低賃金額 効力発生年月日
福島県最低賃金 1日 1時間
4,789 600 H11.10.1
産業別最低賃金 非加熱金属製造業 5,613 703 H11.11.27
電気機械器具製造業 5,294 662 H11.12.1
輸送用機械器具製造業 5,564 697 H11.12.1
精密機械器具製造業 5,522 691 H11.11.26
自動車小売業 5,511 689 H11.12.9



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